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出張手配は「どこまで代行してもらえるか」で選ぶ|総務・経理担当者向け3社比較

SCOPE

出張手配システムは「機能の多さ」ではなく
「手配作業を誰がやるか」で選ぶ

出張手配システムを探し始めると、機能一覧や料金表が並び、どれも同じように見えてきます。しかし総務・経理の方が本当に減らしたいのは、多くの場合「機能」ではなく手配そのものの作業時間です。

このページでは、当サイトが掲載している23社のうち、タイプの異なる3サービス(出張手配プラス/ビズバンスJTB出張予約/AI Travel)を、すべて同じ項目・同じ出典基準で並べました。優劣をつけるのではなく、自社の条件に当てはめて選ぶための材料としてご覧ください。

先にお伝えしておくと、この3社に「総合的にどれが一番良い」という答えはありません。
手配作業を外に出したいのか、出張者本人に予約させたいのか、案件ごとの採算を見たいのか。目的が違えば、選ぶべきサービスも変わります。以下ではその判断軸を順に整理します。
本ページの掲載情報は2026年10月時点で各社公式サイトおよび公開情報を調査したものです。料金・機能・導入日数は改定される場合があるため、最終的な検討時は必ず各社へ直接ご確認ください。記載のない項目は推測で補わず「公式サイトに記載なし」と明記しています。
TWO TYPES

「システムを入れたのに楽にならない」
の正体

出張に関わるサービスは、大きく2つのタイプに分かれます。この違いを知らないまま比較すると、導入後に「思っていたのと違った」となりがちです。

A:自分で予約するタイプ(セルフブッキング型)

出張者本人が画面上で航空券・新幹線・ホテルを検索して予約します。申請・承認・精算がつながるため、管理と統制は強くなります。
一方で、予約作業そのものは社内に残ります。出張者が自分で予約できる体制があって初めて効果が出ます。

B:代わりに手配してもらうタイプ(手配代行型)

オンラインで完結しない手配や、面倒な変更・キャンセルを、依頼ベースで先方の担当者にやってもらえます。作業時間そのものが社外に出ます。
一方で、依頼の仕方や対応時間帯には制約があります。24時間即応を求める場合は事前に確認が必要です。

「総務1人に手配が集中している」「担当者が駅まで切符を買いに行っている」という状態なら、まず見るべきはB(手配代行型)です。逆に「出張者が自分で予約する文化はあるが、申請と精算がバラバラ」ならA(セルフブッキング型)が合います。

今回の3社は、出張手配プラス=Bに近い/ビズバンスJTB出張予約=Aに近い/AI Travel=Aを軸にデータ活用を強化というように、それぞれ異なる性格を持っています。

COMPARISON

3社を同じ項目で並べて比較

総務・経理の方が実務で確認することの多い10項目で揃えました。グレーの表記は「公式サイトに記載がない」項目です。○×ではなく、実際の記載内容をそのまま掲載しています。

比較項目 出張手配プラス株式会社エルク ビズバンスJTB出張予約JTBビジネストラベルソリューションズ AI Travel株式会社トランスファーデータ
サービスの性格 手配代行型に近いオンライン予約に加え、完結しない手配はフォーム・メールでオペレーターに依頼できる。 セルフブッキング型出張者本人が画面上で航空券・鉄道・ホテルをオンライン予約する。 セルフブッキング型+AI支援出張要件を入力するとAIが旅程を提案し、予約・申請・仕訳までつなぐ。
初期費用 0円最低利用料金の設定なし。 10万円〜(税抜)詳細は要見積り。 公式サイトに記載なし個別プランの案内・デモを実施。
月額利用料 0円手配が発生した分のみ費用が発生する形。 3万円〜(税抜)詳細は要見積り。 公式サイトに記載なし要問い合わせ。
利用開始までの日数 最短3営業日契約から最短3営業日で利用可能。 最短3か月程度導入時期が決まっている場合は早めの相談が必要。 公式サイトに記載なし各社へ直接確認が必要。
手配できる範囲 飛行機/新幹線・JR/バス/レンタカー/ホテル/会議室/ウィークリーマンション/通訳/団体旅行/渡航ビザ/海外Wi-Fi/海外ガイド/海外旅行保険。JR券1枚から対応。 航空券/新幹線/ホテル/バス/レンタカー/会議室/ウィークリーマンション/通訳/団体旅行/渡航ビザ/海外Wi-Fi/海外ガイド/海外旅行保険。海外・パッケージツアーにも対応。 航空券/新幹線/ホテル/バス/レンタカー/会議室/ウィークリーマンション/通訳/団体旅行/渡航ビザ/海外Wi-Fi/海外ガイド/海外旅行保険。
立替をなくせるか 月締めの一括請求に対応企業へ一括請求されるため、経理は領収書の突合や個別振込が不要。 法人一括請求に対応予約・実績データがシステムに反映され、精算書と領収書の突合が不要。 会社請求の一括払いに対応出張者の立替負担と経理の振込作業を削減。
経費精算・会計との連携 出張の手配・申請・経費精算まで対応。出張費は月締めで一括精算。 「ビズバンスJTB経費精算」と連携し、予約から精算まで同一シリーズで完結できる。 会計・経費精算システムとのAPI連携により、案件別の経理処理を自動化。
出張データの見せ方 拠点・部署単位での利用状況の可視化。経費負担先変更機能により「出張者」と「費用を負担する部門」が異なる場合にも対応。 予約・実績データの可視化により内部統制を強化。JTBから出張データに基づくコスト削減提案を受けられる。 部署・役職・プロジェクト別に出張費を可視化。案件単位の原価計算・収支管理に対応。
公表されている導入実績 3,000社以上(公式サイト記載)。 ビズバンスJTBシリーズ累計800社100万ユーザー以上。 350社・12万人以上、年間20万件以上の出張をサポート(2025年8月時点)。
あらかじめ確認したい点 電話サポートはあるが24時間対応ではないため、深夜・時差のある海外からの問い合わせ手段は事前確認が必要。 初期費用と月額の固定費が発生し、導入まで3か月程度かかるため、予算計上と導入スケジュールの確保が前提になる。 費用・導入日数が公開されていないため、比較の初期段階で見積りを取らないと他社と並べられない。
※費用・導入日数は当サイトが各社公式サイトを調査した時点の情報です。
※「手配できる範囲」は各社が公開している対応項目を記載したもので、すべてがオンライン完結を保証するものではありません。実際の手配方法(オンライン/依頼)は各社にご確認ください。
CHECK

自社の条件を3つだけ確認する

比較表を読み込む前に、この3つに答えておくと候補が自然に絞れます。

あなたの会社はどれに当てはまりますか?
① 出張の予約は、誰がやるのが現実的ですか? 総務・アシスタントが代行している 出張者本人が自分で予約している バラバラで決まっていない
② いま一番困っているのはどれですか? 手配・変更対応の作業時間 立替精算と振込作業 出張費が何にいくら使われているか見えない 案件ごとの採算が出せない
③ 導入に使える予算と時間はどれくらいですか? 固定費はかけたくない/すぐ始めたい 予算を確保でき、3か月程度かけられる

①で「総務が代行している」、②で「手配・変更対応の作業時間」、③で「固定費はかけたくない」を選んだ会社は、手配代行型を軸に見るのが近道です。

①で「出張者本人が予約」、②で「立替精算」や「出張費の可視化」、③で「予算を確保できる」を選んだ会社は、セルフブッキング型のほうが運用に乗りやすくなります。

WHICH ONE

どの会社が、どのサービスに向いているか

同じ「向いている条件」と「確認したい点」のフォーマットで3社分をまとめました。当てはまる数が多いものから資料請求するのが効率的です。

出張手配プラス 手配作業そのものを外に出したい会社に
  • 出張手配の専任担当がおらず、総務・アシスタントが兼任で回している
  • 新幹線・JR券の手配が多く、窓口対応や変更が頻繁に発生する
  • 会議室・貸切バス・団体手配まで窓口をひとつにまとめたい
  • 固定費をかけずに始めたい/導入を急いでいる(最短3営業日)
  • 出張者と費用負担部門が異なる多拠点組織である
確認したい点:電話サポートは24時間対応ではないため、深夜・海外からの緊急連絡手段は事前に確認を。
ビズバンスJTB出張予約 出張者本人に予約させ、精算まで揃えたい会社に
  • 出張者が自分で予約する運用がすでに定着している
  • 海外出張やパッケージツアーの比率が高い
  • 精算システムまで同一シリーズで揃え、突合作業をなくしたい
  • 出張データをもとにコスト削減提案を受けたい
  • 初期費用・月額の予算を確保でき、3か月程度の導入期間を取れる
確認したい点:固定費が発生するため、年間の出張件数が少ない場合は1件あたりのコストが割高になります。
AI Travel 案件・プロジェクト単位で採算を見たい会社に
  • プロジェクト別・部署別に出張費の原価を出したい
  • 旅費規程のチェックに時間がかかっており、自動化したい
  • 既存の会計・経費精算システムとAPI連携させたい
  • 出張者が多く、予約にかかる時間を短縮したい(最短5分で予約完了)
  • AIによる旅程提案・コスト判断材料を活用したい
確認したい点:費用・導入日数が公開されていないため、他社と横並びで比較するには早めの見積り取得が必要です。
※上記は各社が公開している特徴・機能から、当サイトが「どのような会社の課題に合致しやすいか」を整理したものです。契約条件や対応範囲は企業規模・出張件数によって変わるため、複数社から見積りを取ったうえでご判断ください。
FLOW

導入すると、総務の1日はどう変わるか

3社いずれを選んだ場合でも、共通して減る業務と、タイプによって残る業務があります。

業務 手配代行型を選んだ場合 セルフブッキング型を選んだ場合
交通・宿泊の検索と予約依頼すれば代行してもらえる範囲がある出張者本人がシステム上で実施
変更・キャンセル対応依頼ベースで対応してもらえる場合がある出張者本人がシステム上で実施
立替・振込処理一括請求により大幅に削減(3社とも対応)
領収書と精算書の突合予約データが連携されるため削減(3社とも対応)
出張費の集計・部門按分システム上で可視化(切り口は各社で異なる)
社内への使い方の周知依頼フォーム・メールの運用ルールづくりが中心出張者全員への操作説明と定着支援が必要

つまり「立替をなくす」「突合をなくす」だけが目的なら、3社のどれを選んでも効果は得られます。分かれ目は、予約という作業を社内に残すかどうかです。ここを先に決めてから比較表に戻ると、判断が早くなります。

FAQ

よくある質問

出張が月10件程度でも導入する意味はありますか?
件数が少ない場合、固定費が発生するサービスでは1件あたりのコストが割高になります。初期費用・月額が0円のサービスや、使った分だけ費用が発生する形のサービスから検討すると、費用対効果を判断しやすくなります。
出張旅費規程を作り直す必要はありますか?
必ずしも必要ではありませんが、上限額の設定や承認フローをシステム側に反映する場合は、現行規程との整合を確認しておくとスムーズです。規程チェックを自動化する機能を備えたサービスもあります。
新幹線の手配だけでも使えますか?
サービスによって異なります。JR券1枚からの対応を明記しているサービスもあれば、パッケージや海外手配に強みを置くサービスもあります。自社の出張で最も多い交通手段を基準に確認してください。
費用が公開されていないサービスは避けたほうがよいですか?
非公開=高額とは限りません。企業規模や出張件数に応じた個別見積りを前提としているケースが多いためです。ただし比較検討の初期段階では並べにくいため、候補に残すなら早めに見積りを依頼しておくことをおすすめします。
複数社を同時に試すことはできますか?
初期費用・月額が無料で最低利用料金の設定がないサービスであれば、実際の出張で試しながら比較することも可能です。固定費が発生するサービスはデモや資料での比較が中心になります。
REFERENCE

参照元一覧

  • 出張手配プラス公式サイト(株式会社エルク)https://www.tehaiplus.com/
  • 出張手配プラス 導入事例 https://www.tehaiplus.com/case/
  • ビズバンスJTB出張予約 公式サイト(JTBビジネストラベルソリューションズ)https://bts.jtbbwt.com/
  • AI Travel 公式サイト(株式会社トランスファーデータ)https://aitravel.cloud/
  • AI Travel 導入事例 https://aitravel.cloud/casestudy/
  • ASPIC「出張手配プラスとは?料金や機能・特徴を解説」https://www.aspicjapan.org/asu/service/33456
  • ASPIC「AI Travelとは?料金や機能・特徴を解説」https://www.aspicjapan.org/asu/service/51375
  • お名前.com ビジネス「出張手配プラス」https://www.onamae.com/business/product/125534/
  • お名前.com ビジネス「ビズバンスJTB出張予約」https://www.onamae.com/business/product/125544/
  • PRONIアイミツ SaaS「ビズバンスJTB出張予約」https://saas.imitsu.jp/cate-btm/service/2366
  • THE BRIDGE「トランスファーデータ、出張管理に生成AI活用のTravel Intelligence Agentを順次公開へ」https://thebridge.jp/2025/08/transferdata-travel-intelligence-agent-9billion-funding
調査時点:2026年10月。最新の料金・仕様は各社公式サイトをご確認ください。
THREE
SELECTIONS
導入したい目的から選ぶ
おすすめ出張手配システム3選
出張手配システムとは、出張手配内容を全てデータ化し、出張手配業務を一括で行うシステムのことです。
出張申請、交通機関や宿泊施設の手配、そして出張経費精算までを一元管理でき、出張業務を効率良く進めることが可能。出張者の行動・日程管理も簡単になります。
手動で管理している場合が多かったと思いますが、今では多くの企業でシステム化されているのです。

出張⼿配プラス

多拠点・多部署でも、一元化
して経営判断に活かしたい
エルクトラベル公式サイト
画像引用元:「エルクトラベル」公式サイト(https://www.tehaiplus.com/)

特徴

全社的な出張コストを最適化

各拠点・他部署の利用状況を可視化できるシステム。全社的な支出管理も可能で出張データからコスト削減提案にも対応。

出張者と負担部門が違っても
調整可

経費負担先変更機能により、「出張者」と「費用を負担する部門」が異なる組織でも安心。部門間の精算トラブルを防ぎ、月次集計や仕訳処理も迅速化。

特徴を詳しく見る

公式HPで
導入事例を
詳しく見る

ビズバンスJTB出張予約
(旧:Bzit)

海外出張コストを
抑えたいなら
ビズバンスJTB出張予約(旧:Bzit)公式サイト
画像引用元:「ビズバンスJTB出張予約」公式サイト(https://bts.jtbbwt.com/bizvance/booking)

特徴

海外出張コストを自然に抑える

海外航空券やホテルを法人割引でリアルタイム予約。現場で空席や価格を即確認可能。最安値や割引運賃を自動で選択でき、自然にコスト削減を実現。

海外出張の経理処理を迅速化

APIを通じて25社の会計ソフトと連携可能。データはCSV形式で出力。海外出張の多通貨精算データも自動取り込み、経理処理のスピードと正確性UP。

特徴を詳しく見る

公式HPで
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AI Travel
(トランスファーデータ)

案件単位で採算性を
把握したいなら
AI Travel公式サイト
画像引用元:「AI Travel」公式サイト(https://aitravel.cloud/)

特徴

案件ごとの収支を正確に管理

出張経費を部署・役職・プロジェクトごとに可視化。プロジェクト単位の原価計算や収支管理が可能。利益率や予算管理の精度を向上。

案件別の経理処理を自動化

会計・経費精算システムとのAPI連携で、案件別の経理処理を自動化。月次決算のスピードアップ、ミス防止、責任範囲の明確化を実現。

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出張をもっと手軽に透明に目的別で選ぶおすすめの出張手配システム
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