ここでは、2023年のコロナ禍におけるタイの入国・出国・滞在事情をご紹介しています。
タイにおける新型コロナウイルスの新規感染者数は、4月ごろの約3万人をピークに徐々に減少。2023年1月現在は、1日の感染者数が平均700人程度と落ち着いています。
2020年から続いていた非常事態宣言は2022年9月で終了。2023年1月現在、一切の制限なく入国が可能です。
タイへの出張は、出張手配システムを導入することでスムーズになります。出張コストの削減にもつながる可能性があるので、ぜひ導入を検討していきましょう。
2023年1月現在、すべての渡航者が制限なくタイへの入国が可能です。
2023年1月現在、すべての渡航者が制限なくタイを出国可能です。
また、タイから日本へ入国する際には、入国者の国籍を問わず以下のルールに従う必要があります。
ワクチンの接種証明書(3回)、またはタイ出国前の72時間以内に受けた検査の陰性証明書を提示する必要があります。いずれの証明書も提示できない方は、国籍を問わず、原則として日本への入国が認められません。
各証明書の取得が困難な真にやむを得ない事情のある方は、タイを出国する前に現地の在外公館へお問い合わせください。
マスク | ソーシャルディスタンス | 店舗休業と施設制限 | |
---|---|---|---|
ストリート | 不要 | 不要 | なし |
空港・駅 | 不要 | 不要 | なし |
公共交通車内 | 不要 | 不要 | なし |
ホテル | 不要 | 不要 | なし |
レストラン | 不要 | 不要 | なし |
カフェ | 不要 | 不要 | なし |
ナイトクラブ | 不要 | 不要 | なし |
2023年のコロナ禍を踏まえ、タイにおける入国制限、入国後の制限、日本へ帰国後の制限、タイの滞在情報などについてご紹介しました。
タイは、古くから日本と文化・経済の交流が活発な国。2020年現在、タイの輸出額は国別で日本が第3位、輸入額は中国に次いで第2位と、今や双方が大事なパートナーとして活発にビジネスを展開しています。
すでにご紹介した通り、タイでは新型コロナに関連する入国規制を一切なくしました。コロナ前のように、タイと日本との往来は活発化しつつあります。タイへの出張もまた、以前のように増えてきたのではないでしょうか。
出張の増加はビジネスチャンスの増加にもつながりますが、出張の都度、企業担当者や出張者本人が移動やホテルの予約を入れるのは、決して楽ではありません。ストレスなくスムーズに出張を重ねるためには、出張手配サービスの利用が大変便利です。
基本情報を入力するだけで、適切な移動・宿泊候補を提案してくれる出張手配サービス。タイへの出張が多い企業様には、ぜひ導入の検討をおすすめします。
タイへ出張する際、多くの場合は商用ビザが必要です。しかし、日本国籍の方が30日以内の滞在をする場合であれば、観光目的や商用目的に関わらずビザが免除されます。この商用ビザ免除は、短期出張には便利ですが、長期のビジネス活動や特定の業務を行う場合は、ビザの取得が必要です。
ビザを申請する場合は、タイ大使館や領事館の公式サイトで最新の情報を確認し、必要な書類(パスポート・申請書・証明写真など)を準備して手続きを行いましょう。ビザの取得には時間がかかることがあるため、余裕を持った申請を心がけましょう。
航空券とホテルの予約は、出張準備の基本です。航空券は早めに手配することで、費用を抑えることができます。直行便を利用することで、移動の負担を軽減し、時間を有効に使えます。
ホテルは、ビジネス街や取引先に近い場所を選ぶと便利です。バンコクや主要都市では、多くのビジネスホテルがあり、インターネット環境やビジネスセンターが整備されています。予約の際には、これらの施設が利用できるかを確認しておきましょう。また、会議室やラウンジなどのビジネス向けサービスが充実しているホテルを選ぶと、より快適な出張ができるでしょう。
海外旅行保険は、出張中のリスクに備えるために必須です。タイでは、医療費が高額になることがあるため、医療費をカバーする保険に加入しておくことが大切です。また、盗難や事故、フライトのキャンセルなど、さまざまなトラブルに対応できる総合的な保険を選ぶのもおすすめです。
保険内容や補償範囲を確認し、自分の出張内容に合ったプランを選ぶことが大切です。加入手続きは出発前に完了させ、保険証書や連絡先を持参して万が一の時にスムーズな対応ができます。
タイ出張に際して、必要な持ち物をリストアップしておきましょう。以下に、役立つアイテムを挙げます。
これらの持ち物を準備することで、出張中の不便さを抑え、快適に業務を進められるでしょう。
タイへの出張を成功させるためには、現地の環境や習慣に注意して円滑な出張を目指しましょう。
タイでは、観光地や繁華街でスリやひったくりの被害が報告されています。貴重品や現金は分散して持ち歩くとともに、リュックサックやバッグの管理に注意しましょう。バッグは常に前に抱えるようにし、貴重品は内ポケットに入れるなどの対策を講じるのもポイントです。公共交通機関や混雑した場所では特に注意が必要。現地の警察や保安員に相談することもできますので、万が一の際は迅速に対応しましょう。
タイの電圧は220Vで、日本の100Vとは異なります。そのため、日本の電気製品を使用する際には、変圧器やプラグアダプターが必要です。ノートパソコンやスマートフォンの充電器など、出張中に頻繁に使用する機器については、事前に対応するアダプターを用意しておきましょう。また、変圧器を使用する際には、対応ワット数を確認し、過負荷にならないよう注意が必要です。
タイには独自の文化やマナーがあります。例えば、タイでは頭部を触ることは無礼とされており、注意が必要です。また、タイの人々は敬虔な仏教徒が多いため、寺院を訪れる際には服装に気をつけましょう。肩や膝を隠す服装が求められます。文化的な背景を知ったうえで、タイで礼儀正しいとされる振る舞いをすることで、ビジネス関係を円滑に進めることができます。
タイでは、インターネット環境が比較的整っています。ホテルやカフェ、公共施設でWi-Fiが利用可能ですが、セキュリティに注意が必要です。ビジネス用途での通信には、モバイルWi-Fiルーターや現地のSIMカードを利用すると、安全かつ快適にインターネットを使用できます。また、重要なデータを扱う際には、VPNを利用してセキュリティを強化することをおすすめします。
タイの通貨はバーツ(THB)です。日本円からバーツに両替する際には、レートや手数料に注意しましょう。空港やホテルでの両替は便利ですが、レートがあまり良くない場合があります。市内の銀行や両替所で両替するほうが、通常、良いレートを得られます。また、クレジットカードのキャッシング機能を利用することで、現地のATMから直接バーツを引き出すことも可能です。この方法は、手数料が低く、レートが良いことが多いため、検討する価値があります。
出張をするためには、出張申請書を作成して承認を受け、出張費を立替払いして航空券を予約・発券し、帰ったら料金の精算という、煩雑な業務があります。
通常業務を圧迫する出張手配業務の手間を省き、効率化してくれるのが出張手配システム(BTM)です。
BTMにもさまざまなシステムがありますので、自社の課題を解決できる、会社にマッチしたシステムを選びましょう。
目的別で選ぶおすすめの
出張管理・手配システム
自社にピッタリのシステムを比較
まるごとお任せしたいなら
⼿配できる種類の多さで選ぶ
新幹線や飛行機(国内外)といったベーシックな移動手段、エクスプレス予約の連携も対応。宿泊施設のほか、会議室などの予約にも対応できます。エリア限定ですが、JR券のQR対応も可能でエリア外の場合は当日中にチケットをデリバリーするサービスもあります。
経費のコンサルもお願いしたいなら
分析サービス付きのシステムで選ぶ
旅行代理店JTBが提供する出張手配システム。予約できるものはベーシックな内容ですが、使用された出張費用とデータを分析し、よりよい運用方法を提案するサービスを備えています。
海外出張回数がとにかく多いなら
チャットで手配完了のシステムも
出張手配をチャットで依頼・管理できるシステム。レスが速く小回りもきくため、出張が多く、さらに出張者自らが手配を行っているような会社・事業部向けといえるでしょう。
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※上記システムの取り扱いサービス数・内容は2022年12月調査時点の情報を基に掲載しております。
※各システムのピックアップ理由は次のようになります。「出張手配システム」…調査範囲内での手配対象の数が最多。「Bzit」…大手旅行代理店の蓄積した情報を基に出張費用を分析するサービスあり。「BORDER」…海外でも対応可能なチャットシステムがあることが明記されている。