出張先で朝9時から打ち合わせがスタートするなど、早朝からの活動になる場合は、前泊をすると安心です。
たとえば、3時間かかる場所への出張の場合、朝9時からの打ち合わせに出向くには、朝6時に出発しなければいけません。日常業務で8時に出発する人だとすると、朝2時間早い出発は相当な負担です。睡眠不足になって打ち合わせに集中できないかもしれません。
慣れない出張先での移動は、思わぬ時間もかかるものです。出張者の気持ちと身体の負担を軽減するためにも、早朝から活動する際は、前泊を検討してみてください。
前泊は出張先で朝から活動するケースですが、出張先での活動が夕方から夜間になる場合に行うのは後泊です。どんな時に前泊・後泊が認められるのか、一般的な考え方を紹介します。
前泊は、通常の出勤時間に対して出発時刻の負担が大きなときに認められるのが一般的です。たとえば、日頃の業務で8時に自宅を出発する場合、出張先までの移動時間が3時間で活動が11時からなら、8時に自宅を出発すれば間に合います。この場合、前泊は認められないでしょう。出張先での活動が10時からの場合は7時に出発する必要があるため、本人が希望すれば前泊が認められます。
後泊の場合は帰宅時間で判断するのが一般的です。通常の業務が18時に退社して19時に帰宅、20時頃夕食というケースで考えると、移動時間が3時間の出張先で18時に用務が終了した場合、帰宅が21時、夕食が22時になってしまいます。食事の時間が遅くなると身体に大きな負担がかかるでしょう。家族にとっても負担です。このようなケースでは本人が希望すれば後泊が認められます。
しばしば問題になるのは、前泊時の移動時間が労働時間に含まれるかということです。通常の業務において、通勤時間は労働時間に含まれません。労働時間は、労働者が雇用主の指揮命令下にある時間です。通勤時間は、読書をするも、スマホでSNSを見るも、ゲームをするも、自由なため、指揮命令下にあるとは考えられません。通勤のための移動時間は、労働者側が負うべき負担であり、労働時間には含まれないことになっています。
出張においても、考え方は同じです。出張のために移動している時間は、飛行機や電車に乗っていなければいけないという場所の制限はあるものの、出張者の自由選択で過ごしかたを決められます。そのため、前泊時の移動は労働時間に含まれないのが基本です。
ただし、上司が同行していて資料作成などの業務を命じられている場合は、労働時間に含まれます。
前泊と後泊は、基準を明確にしておくと判断しやすいです。前泊は「自宅からの出発時刻」、後泊は「帰宅時刻」を基準にするといいでしょう。
この基準で判断すれば、通常の業務時間と比較して負担が軽減されます。前泊も後泊も本人の希望があれば対応することです。本人が希望しないのに前泊や後泊を勧める必要はありません。
早朝の出張は気が重くなる人も少なくありません。そんなときは、前泊を検討しましょう。出張のためにいつもより大幅に早起きしなければいけないようなときは、前日に移動しておくことで、気持ちにも余裕ができます。寝不足にもならず、業務に集中できるでしょう。同様に帰宅時間が遅くなりすぎる場合は、後泊を検討してください。前泊も後泊も、出張によってライフサイクルを乱されることなく、心身の負担が軽減されます。「通常の日と同じ生活ができるか」を基準に判断するといいでしょう。
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