経費精算システム「Concur Expense」、出張管理システム「Concur Travel」、債務管理システム「Concur Invoice」の3システムがあるSAP社のConcur。すべてを組み合わせることで、出張手配から出張経費精算、支払いまでが一元管理できるようになります。世界中で使用されているシステムです。欧米で標準的な出張管理を導入できます。
出張管理システム「Concur Travel」の特徴には以下のような点が挙げられます。
出張中の支出のデータを取り込んで、経費精算レポートの作成が簡単です。そのレポートから、管理者が支出を追跡できます。出張申請とプランニングプロセスはカスタマイズが可能。ダッシュボードで出張ごとのデータを確認でき、管理業務も簡易化されます。出張ポリシーの実施と規定の遵守を実現するシステムです。
外出先でも、アプリを使用した出張の手配・予約、旅程変更の確認、出張プランの共有が可能です。予約先や旅行会社の情報を一元管理できます。フライト、鉄道乗車券、ホテル予約、出張先に関する勧告や最新情報、代替便の検索など、出張ごとにまとまった情報を確認できるのが特徴です。
モバイルアプリの経費精算システム「Concur Expense」と連携すれば、経費精算レポートの簡素化と効率化を実現可能。出張者はレシートの写真を撮り、経費精算レポートに添付します。トラベルサプライヤーがConcur ExpenseにEレシートを自動送信すれば経費明細が自動作成されるシステムです。AIを活用したCOR技術で、領収書とクレジットカードの請求を照合して正確な経費データを確保できます。経費明細に添付されている領収書の写真も簡単に確認可能。精算レポートの承認スピードが速く、払い戻しが迅速です。手作業によるデータ入力を排除して、エラーをなくします。またすべての支出をほぼリアルタイムで確認可能です。
Concurでは、社員が簡単に使えるシステムでありながら、経費精算レポートプロセスを自動化できる点が大きな強みです。複雑なビジネス課題の管理やグローバルな規制への対応、従業員の支出の監査などを連携させ、効率よく支出ポリシーを実施します。航空会社、ホテル、レストラン、陸上交通機関の電子領収書から自動的に経費精算レポートを作成。アップロードも簡単なので、経費の追跡と記録にかかりがちな時間を節約可能です。また、海外出張の際の為替レートと付加価値税の自動計算も搭載しています。
当社では、すべての経費を紙ではなく電子的に提出してもらうことにしました。それにより、当社は確実に多くの時間と費用を節約することができました。
口コミ引用元:SAP Concur公式サイト(https://www.concur.co.jp/expense-report)手配できる種類に関する情報がありませんでした
導入事例はありませんでした
スペック情報の記載はありませんでした
まるごとお任せしたいなら
⼿配できる種類の多さで選ぶ
新幹線や飛行機(国内外)といったベーシックな移動手段、エクスプレス予約の連携も対応。宿泊施設のほか、会議室などの予約にも対応できます。エリア限定ですが、JR券のQR対応も可能でエリア外の場合は当日中にチケットをデリバリーするサービスもあります。
経費のコンサルもお願いしたいなら
分析サービス付きのシステムで選ぶ
旅行代理店JTBが提供する出張手配システム。予約できるものはベーシックな内容ですが、使用された出張費用とデータを分析し、よりよい運用方法を提案するサービスを備えています。
海外出張回数がとにかく多いなら
チャットで手配完了のシステムも
出張手配をチャットで依頼・管理できるシステム。レスが速く小回りもきくため、出張が多く、さらに出張者自らが手配を行っているような会社・事業部向けといえるでしょう。
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※上記システムの取り扱いサービス数・内容は2022年12月調査時点の情報を基に掲載しております。
※各システムのピックアップ理由は次のようになります。「出張手配システム」…調査範囲内での手配対象の数が最多。「Bzit」…大手旅行代理店の蓄積した情報を基に出張費用を分析するサービスあり。「BORDER」…海外でも対応可能なチャットシステムがあることが明記されている。