ここでは、2023年のコロナ禍におけるフィリピンの入国・出国・滞在事情をご紹介しています。
フィリピンにおける新型コロナウイルスの新規感染者数は、2022年1月の約4万人弱をピークに急減に減少。2023年1月現在は、1日の感染者数が概ね500人以下に抑えられているので、以前に比べて感染リスクは大幅に低下したと考えて良いのではないでしょうか。
入国に関しては、一定の条件を満たした方については制限がありません。コロナ前と同様の往来がほぼ可能なので、出張・商談も積極的に進めていきたいものです。
フィリピンへの出張をスムーズに行うためには、出張手配システムの利用が大変便利。移動や宿泊の予約もトータルで対応しているので、フィリピンに出張の多い企業様は、ぜひ出張手配システムの導入を検討してみましょう。
2023年1月現在、フィリピンでは一定の条件を満たす方について、観光・ビジネス目的での入国が可能となっています。主な条件は次の通りです。
2023年1月現在、すべての渡航者が制限なくフィリピンを出国可能です。
また、フィリピンから日本へ入国する際には、入国者の国籍を問わず以下のルールに従う必要があります。
ワクチンの接種証明書(3回)、またはフィリピン出国前の72時間以内に受けた検査の陰性証明書を提示する必要があります。いずれの証明書も提示できない方は、国籍を問わず、原則として日本への入国が認められません。
各証明書の取得が困難な真にやむを得ない事情のある方は、フィリピンを出国する前に現地の在外公館へお問い合わせください。
マスク | ソーシャルディスタンス | 店舗休業と施設制限 | |
---|---|---|---|
ストリート | 必要 | 必要 | 一部 |
空港・駅 | 必要 | 必要 | 一部 |
公共交通車内 | 必要 | 必要 | 一部 |
ホテル | 必要 | 必要 | 一部 |
レストラン | 必要 | 必要 | 一部 |
カフェ | 必要 | 必要 | 一部 |
ナイトクラブ | 必要 | 必要 | 一部 |
2023年のコロナ禍を踏まえ、フィリピンにおける入国制限、入国後の制限、日本へ帰国後の制限、フィリピンの滞在情報などについてご紹介しました。
近年、フィリピンから日本への輸出全体に占める割合はやや減少傾向にあるものの、2010~2016年までは日本が輸出相手国のトップだったことなどもあり、依然として両国の貿易関係は活発です。日本人の多くはすでにワクチン接種済みなので、基本的にはコロナ以前と同様にビジネス目的での往来が可能となっているでしょう。
フィリピンへの出張に際しては、出張手配システムの利用がとても便利。出張手配担当者の手間を省けることに加え、多忙なビジネスマンの貴重な時間を使うこともありません。手間が省けるだけではなく、出張コストの削減にもつながる可能性があります。
フィリピンへの出張が多い企業様には、ぜひ出張手配システムの導入をおすすめします。
日本国籍の方は、観光や商用目的でフィリピンに30日以内の滞在であれば、ビザは不要です。しかし、31日以上の滞在や留学などの特定目的で訪問する場合には、事前にビザが必要です。ビザの申請は、フィリピン大使館または領事館で行い、手続きには1週間程度かかる場合があります。
無査証滞在の場合でも、パスポートの残存期間が出国時に6カ月以上必要なため、滞在日数に応じて必ずパスポートの有効期限を確認しておきましょう。また、現地での滞在延長が可能な場合もありますが、事前に確認しておくことをお勧めします。
フィリピン行きの航空券は、早めに手配することで費用を抑えることができます。また、フィリピンの入国審査では、帰国時の航空券を提示することが求められる場合があるため、往復のEチケットを必ず用意しておきましょう。
ホテルの予約についても、出発前にしっかりと確認しておく必要があります。特に、マニラやセブの都市部では、出張者向けのビジネスホテルが多くあります。Wi-Fiが提供されているホテルを選ぶことで、現地での業務もスムーズに行えます。
フィリピンでは医療施設の水準が都市部と地方で大きく異なり、万が一の際に高額な治療費が発生することがあります。特に、事故や病気の際に日本への緊急移送が必要になるケースもあるため、出張前に必ず海外旅行保険に加入しておきましょう。クレジットカードに付帯している保険では十分な補償が得られない場合もあるため、補償内容を確認して専用の保険に加入することを推奨します。
フィリピンの主要都市では、ジープニー(乗り合いバス)やバイクタクシーが一般的な移動手段として利用されています。しかし、これらは外国人にはやや利用しづらく、治安面の問題もあります。出張中は、移動手段としてタクシーや配車アプリ「Grab」を利用することをお勧めします。Grabは料金が事前に表示されるため、トラブルを避けることができます。
フィリピンでは、ホテルやカフェでWi-Fiが利用できる場所が多いですが、通信速度が遅い場合もあります。ビジネスでのオンライン会議や大容量のデータを送信する場合には、ポケットWi-Fiや現地のSIMカードを使用することで安定した通信環境を確保できます。また、無料Wi-Fiスポットではセキュリティが不安定なことがあるため、VPNを使用することも推奨されます。
フィリピンではクレジットカードが広く利用できますが、セキュリティの問題もあります。不正利用を避けるため、カードを利用する際は、信頼できる店舗やホテルでのみ使用することをお勧めします。また、万が一のトラブルに備えて、予備のカードを持参しておくと安心です。
現金は必要な分だけを持ち歩き、大金はホテルのセーフティボックスに保管するなどの対策を講じましょう。特に観光地ではスリやひったくりの被害も報告されているため、周囲に十分な注意を払い、バッグを体の前に持つようにしてください。
フィリピンの電圧は220V、周波数は60Hzです。日本の電化製品をそのまま使うと故障する恐れがあるため、変圧器が必要です。また、フィリピンではAタイプ(日本と同じ)とBタイプのコンセントが使用されているため、変換プラグも持参しましょう。
フィリピンでの両替は、空港、市内の銀行、または両替所で行うことができます。空港でのレートは市内に比べてやや不利ですが、利便性を考えると到着直後に少額を両替しておくと安心です。市内では、ショッピングモールやホテル内の両替所が安全でレートも良いことが多いため、現地で必要な分だけ両替するのが良いでしょう。両替時には手数料やレートの確認を忘れずに行い、信頼できる両替所を選ぶようにしましょう。
フィリピンでは、都市部でもスリやひったくりが発生することがあります。特に、マニラやセブの繁華街では注意が必要です。夜間の一人歩きは避け、暗い場所や人気のない通りを通ることは控えましょう。また、タクシーを利用する際は、事前に料金を確認し、不審なドライバーには乗車しないことが重要です。
ホテルの部屋に貴重品を置きっぱなしにせず、セーフティボックスを利用して保管してください。さらに、地元の人に混ざって行動することで、不必要なトラブルを回避できることもあります。
フィリピンでは、屋台やローカルな食堂での食事は衛生状態に注意が必要です。加熱されていない食べ物や、生野菜、フルーツは避けるようにし、信頼できるレストランで食事をすることが推奨されます。また、水道水は飲まないようにし、必ずボトル入りの水を購入して飲むようにしましょう。氷も不衛生な水で作られている場合があるため、飲み物に氷を入れないようにすることも重要です。
出張をするためには、出張申請書を作成して承認を受け、出張費を立替払いして航空券を予約・発券し、帰ったら料金の精算という、煩雑な業務があります。
通常業務を圧迫する出張手配業務の手間を省き、効率化してくれるのが出張手配システム(BTM)です。
BTMにもさまざまなシステムがありますので、自社の課題を解決できる、会社にマッチしたシステムを選びましょう。
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出張管理・手配システム
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