出張管理・手配システムを23社徹底比較-トラベルパレント » 出張に関するコラム記事一覧 » BTMの認知度が日本で低い理由と抱える課題

BTMの認知度が日本で低い理由と抱える課題

BTMの認知度が低い理由は? BTMの認知度が低い一番の理由は、企業がBTMのコンセプトを理解できていないことにあります。BTMは、出張手配を総合的に管理するサービスです。出張手配業務や精算業務も簡単になります。しかし、出張手配は旅行会社に依頼して、精算は社内システムで実施、スケジュール管理は出張者本人が行うというように、出張業務の工程ごとにバラバラになっている企業が多いようです。BTMを導入すれば、これらが一元管理できて便利になりますが、その価値が伝わっていません。 実はBTMは、料金だけでなく、航空会社のラウンジが無料で利用できるなど、出張者の快適性も向上するサービス。しかしこうしたメリットがあっても、現状で特に不便を感じていない出張者が多く、BTMの必要性に迫られていないため、認知度が上がりません。

会社指定されている旅行会社がある

会社指定の旅行会社で手配業務のみ依頼

海外出張の際に、航空券や宿泊施設を手配する方法としては、会社指定されている旅行会社に依頼している会社が多いです。会社指定の旅行会社はあるものの、その会社にBTMまで実施している企業は少数。旅行会社には、手配業務だけを依頼しています。

出張規定が軽視されがち

依頼方法は、メール・電話が圧倒的多数です。システムを使用するのではなく、人の手を介するサービスが好まれている傾向がみられます。この手配方法で課題になるのが出張規定です。人の手が介在することで、出張規定が守れない可能性が高まります。出張者は「おおよそ分かっている」として出張規定への意識が低いです。経営者側が意識してルールに沿ったシステムを用意する必要があるでしょう。

旅程管理アプリ半数以上は利用経験なし

アプリの利用者は約15%

2017年にセーバージャパンが実施した調査によると、欧米では一般的な「旅程管理アプリ」を使用している出張者は約15%でした。半数以上は、アプリの利用経験そのものがありません。

半数以上は紙の旅程表を使用

調査時点で最も多い旅程管理方法は、旅行会社からもらう旅程表を持参するというものでした。プリントして持参するなど、紙ベースでの管理が61.5%を占めています。日本においてペーパーレス化は進んでいる途中なので、今後アプリの利用が増えると考えられるでしょう。アプリに求められる機能は、「フライトチェックイン/ステータスの確認」「航空機のシートマップ表示」「ホテルマップ」「航空予約」などがあります。旅程管理アプリのほとんどがこれらの機能を網羅していますが、アプリの認知度が低いのが現状です。 (参照元:Travel vision https://www.travelvision.jp/news/detail/news-78800?pg=3)

まとめ

日本でBTMが浸透していない理由には、大きく2つあります。ひとつは、企業がBTMのサービスを理解していないことです。出張を一元管理できて、コストカットにつながり、出張者の快適さも高まることがいまひとつ認知されていません。もうひとつの理由は、出張者本人が現状に不満が少ないことです。しかし、そもそもBTMやアプリの存在が認知されていません。便利なものがあっても使ったことがなければ現状の不満も表面化しづらいでしょう。出張の無駄に対する企業の意識向上が必要です。
THREE SELECTIONS
目的別・出張手配システム3選
国内には、様々な出張手配システムが存在しています。システムの機能や付属サービスも多種多様。
会社が出張手配システムを導入する目的は、会社の規模や状況によっても異なるはず。目的やニーズに合った、おすすめのシステムをご紹介します!

出張⼿配プラス

まるごとお任せしたいなら
⼿配できる種類の多さで選ぶ

エルクトラベル公式サイト

画像引用元:エルクトラベル公式サイト
(https://www.tehaiplus.com/)

新幹線や飛行機(国内外)といったベーシックな移動手段、エクスプレス予約の連携も対応。宿泊施設のほか、会議室などの予約にも対応できます。エリア限定ですが、JR券のQR対応も可能でエリア外の場合は当日中にチケットをデリバリーするサービスもあります。

⼿配対象
  • 飛行機
  • 新幹線
  • ホテル
  • バス
  • レンタカー
  • 会議室
  • ウィークリー
    マンション
  • 通訳
  • 団体旅行
  • 渡航ビザ
  • 海外Wi-Fi
  • 海外ガイド
  • 海外旅行保険
  • その他

出張手配プラスの
無料デモ版を申し込む

Bzit

経費のコンサルもお願いしたいなら
分析サービス付きのシステムで選ぶ

Bzit公式サイト

画像引用元:Bzit公式サイト
(https://www.jtb.co.jp/bzit/)

旅行代理店JTBが提供する出張手配システム。予約できるものはベーシックな内容ですが、使用された出張費用とデータを分析し、よりよい運用方法を提案するサービスを備えています。

⼿配対象
  • 飛行機
  • 新幹線
  • ホテル
  • バス
  • レンタカー
  • 会議室
  • ウィークリー
    マンション
  • 通訳
  • 団体旅行
  • 渡航ビザ
  • 海外Wi-Fi
  • 海外ガイド
  • 海外旅行保険
  • その他

Bzitの
資料請求をする

BORDER

海外出張回数がとにかく多いなら
チャットで手配完了のシステムも

BORDER公式サイト

画像引用元:BORDER公式サイト
(https://border.co.jp/)

出張手配をチャットで依頼・管理できるシステム。レスが速く小回りもきくため、出張が多く、さらに出張者自らが手配を行っているような会社・事業部向けといえるでしょう。

⼿配対象
  • 飛行機
  • 新幹線
  • ホテル
  • バス
  • レンタカー
  • 会議室
  • ウィークリー
    マンション
  • 通訳
  • 団体旅行
  • 渡航ビザ
  • 海外Wi-Fi
  • 海外ガイド
  • 海外旅行保険
  • その他

BORDERの
資料請求をする

出張⼿配プラス

まるごとお任せしたいなら
⼿配できる種類の多さで選ぶ

エルクトラベル公式サイト

画像引用元:エルクトラベル公式サイト
(https://www.tehaiplus.com/)

新幹線や飛行機(国内外)といったベーシックな移動手段や宿泊施設のほか、会議室など幅広い予約に対応。エリア限定ですが、当日中にチケットをデリバリーするサービスもあります。

公式サイトを見る

詳細を見る

Bzit

経費のコンサルもお願いしたいなら
分析サービス付きのシステムで選ぶ

Bzit公式サイト

画像引用元:Bzit公式サイト
(https://www.jtb.co.jp/bzit/)

旅行代理店JTBが提供する出張手配システム。予約できるものはベーシックな内容ですが、使用された出張費用とデータを分析し、よりよい運用方法を提案するサービスを備えています。

公式サイトを見る

詳細を見る

BORDER

海外出張回数がとにかく多いなら
チャットで手配完了のシステムも

BORDER公式サイト

画像引用元:BORDER公式サイト
(https://border.co.jp/)

出張手配をチャットで依頼・管理できるシステム。レスが速く小回りもきくため、出張が多く、さらに出張者自らが手配を行っているような会社・事業部向けといえるでしょう。

公式サイトを見る

詳細を見る

       

※上記システムの取り扱いサービス数・内容は2022年12月調査時点の情報を基に掲載しております。
※各システムのピックアップ理由は次のようになります。「出張手配システム」…調査範囲内での手配対象の数が最多。「Bzit」…大手旅行代理店の蓄積した情報を基に出張費用を分析するサービスあり。「BORDER」…海外でも対応可能なチャットシステムがあることが明記されている。

出張をもっと手軽に透明に目的別で選ぶおすすめの出張手配システム
出張をもっと手軽に透明に目的別で選ぶおすすめの出張手配システム