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スイス出張の海外入国、出国から滞在情報

スイス出張の準備は順調でしょうか。雄大な自然と国際都市が共存するスイスですが、出張ならではの準備や注意点があります。快適な滞在になるよう、入国から現地の情報まで分かりやすく解説します。

入国の制限

スイスへ入国する際の、新型コロナウイルスなどに関する特別な制限は現在ありません。

2022年5月以降、ワクチン接種証明書や陰性証明書の提示、入国フォームの登録といった水際対策は撤廃されました。そのため、コロナ禍以前と同じように入国が可能です。

日本国籍の方であれば、観光や短期の商用目的で90日以内の滞在なら、ビザ(査証)なしで入国できます。パスポートの残存有効期間が、シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月以上あるか、事前に確認しておきましょう。

入国/帰国後の制限

スイスから日本へ帰国する際の水際対策も、現在は行っておりません。

以前は求められていたワクチン接種証明書や、現地出国前72時間以内の陰性証明書の提示は不要になりました。すべての人にとって、日本への帰国手続きがスムーズになっています。

なお、帰国時の手続きをより迅速にするために「Visit Japan Web」というオンラインサービスの利用が推奨されています。これは、検疫・入国審査・税関申告をウェブ上で事前登録できるシステムです。登録しておけば、空港での手続きが簡略化され、スムーズに日本へ入国できるでしょう。

滞在情報

現在のスイス国内では、マスクの着用を義務付ける全国的なルールはありません。

公共交通機関や医療施設、商業施設など、ほとんどの場所でマスクなしで過ごすことが可能です。新型コロナウイルスに関する規制は解除されており、日常生活は平常に戻っています。

ただし、個人の判断で着用することは自由です。出張中は体調管理も重要ですので、風邪予防や乾燥対策として、人混みなどではマスクを着用するのも一つの方法です。日本から使い慣れたマスクをいくつか持参するのもよいでしょう。

スイス出張のために用意すること

スイス出張をスムーズに進めるためには、事前の準備がとても大切です。ビザの確認から持ち物の準備まで、必要な項目をチェックリスト形式で見ていきましょう。

スイスビザを準備する

日本国籍の方がスイスで短期の商談や会議など、商用目的で滞在する場合、90日以内であればビザ(査証)は不要です。

スイスはシェンゲン協定に加盟しているため、他の加盟国も訪問する場合、その合計滞在日数が「任意の180日間で最大90日」を超えないように注意が必要です。

もし90日を超えて滞在する場合や、現地で就労(駐在など)する場合は、渡航前にスイス大使館を通じて適切な滞在許可を取得しなければなりません。

また、今後はビザ免除国の渡航者(日本人を含む)がシェンゲン協定加盟国に入国する際、ETIAS(エティアス)という電子渡航認証の事前申請が必要になる見込みです。現時点では2026年後半の開始予定とされています。渡航時期が近い場合は、最新情報を確認しましょう。

航空券の手配とホテルの予約

航空券の手配は、出張のスケジュールが決まり次第、早めに行うのがおすすめです。

日本からスイスへの主な玄関口は、チューリッヒ空港(ZRH)とジュネーブ空港(GVA)です。日本(成田)からはチューリッヒへの直行便(スイス インターナショナル エアラインズ)が運航していますが、経由便を利用すると費用を抑えられる場合もあります。ただし、移動時間が長くなるため、出張の体力的な負担も考慮して選びましょう。

また、ホテルも物価が高いスイスでは、早めの予約が肝心です。訪問先の企業や会場へのアクセスが良いか、交通の便(駅の近さなど)を確認して予約しましょう。特に国際会議やイベントが開催される時期は、主要都市のホテルがすぐに埋まってしまうため注意が必要です。

海外旅行保険に加入する

スイス出張の際は、海外旅行保険に加入するのがおすすめです。

スイスは世界でもトップクラスに医療費が高額な国として知られています。もし出張中に突然の病気やケガで病院にかかった場合、想像以上の費用を請求されるリスクがあるためです。

例えば、救急車の利用や入院、さらには山岳地帯での万が一の遭難によるヘリコプター救助などは、数百万円単位の費用がかかるケースも珍しくありません。

クレジットカードに付帯している保険もありますが、治療費の上限額や補償内容が十分か(特に携行品の盗難や救援者費用など)を必ず確認してください。補償が足りない場合は、別途、十分な内容の保険に加入しておくと安心です。

出張に必要な持ち物

スイス出張では、日本の出張とは少し異なる準備が必要です。

まず、電源プラグの形状は日本と異なり、スイスの標準は「Type J」です。Cタイプ(ユーロプラグ)は差し込める場合がありますが、標準ではないため、Type J対応の変換プラグを用意しましょう。電圧は230V/50Hzです。最近のPCやスマートフォンの充電器は対応している(変圧器内蔵)ことが多いので、アダプタの表示を確認してください。

衣類は、スイスの天候が変わりやすいことを考慮し、重ね着で体温調節できるものが基本です。夏でも朝晩は冷え込むため、薄手のダウンやフリースがあると重宝するでしょう。

また、ホテルには歯ブラシやスリッパのアメニティがない場合が多いため、持参するのが賢明です。乾燥対策のリップクリームやのど飴、常備薬も忘れずに準備しましょう。

スイス出張をするときの注意点

スイスは非常に治安が良く安全な国ですが、出張者が気をつけたい独自の習慣やルールが存在します。思わぬトラブルを避け、スムーズに業務を行うためのポイントを押さえておきましょう。

治安は良いが「スリ・置き引き」には警戒

スイスは全体として治安が非常に良好な国ですが、観光客や出張者を狙ったスリや置き引きは都市部で発生しています。

特に注意したい場所は、チューリッヒやジュネーブなどの主要駅の構内、空港、観光客が多い広場、そして列車の中です。手口としては、複数人で注意をそらしている間にバッグを盗む、親切に話しかけてきて貴重品から目を離させる、といった巧妙なものが報告されています。

出張中は特に、PCや重要書類の入ったカバンから絶対に目を離さないことが大切です。レストランで席を取るために荷物を置いたり、電車の網棚に貴重品を置いたりするのは避けましょう。パスポートや財布は、服の下のセキュリティポーチに入れるなど、厳重な管理を心がけてください。

世界トップクラスの「物価の高さ」

スイス出張で最も驚くことの一つが、物価の高さかもしれません。

特に外食費は非常に高く、都市部では簡単なランチでも3,000円を超えることが珍しくありません。コーヒー1杯、ペットボトルの水1本でも、日本の感覚の2〜3倍の価格になる場合があります。出張経費の予算管理はもちろんですが、滞在中のコストを少しでも抑える工夫が必要です。

例えば、食事は「Coop(コープ)」や「Migros(ミグロ)」といった現地のスーパーマーケットを活用するのがおすすめです。デリ(お惣菜)やパン、ヨーグルトなどを購入すれば、レストランで食べるより大幅に食費を節約できます。

また、スイスは水道水の品質が非常に高く、街中の水飲み場(Brunnen)の水も飲めます。空の水筒を持参し、活用すると飲み物代の節約になるでしょう。

公共交通機関の「無賃乗車」に厳罰

スイスの鉄道(SBB)や市内のトラム、バスは非常に正確で便利な移動手段です。ただし、多くの公共交通機関は「改札口」がない信用乗車方式です。乗客は乗車前に自分で切符を購入し、紙の回数券など一部の券種は打刻機で有効化する必要があります。

乗車中に抜き打ちで検札員が回ってきて、この時に有効な切符を持っていないと、たとえ「買い方が分からなかった」という理由でも無賃乗車とみなされ、高額の追加料金(100スイスフラン以上)が科されます。

出張で疲れている時でも、乗車前の切符の購入と有効化は忘れないようにしましょう。短期間の滞在なら、Swiss Travel Passや1日券などを利用するのも分かりやすくて良いでしょう。

「日曜・祝日」はほとんどのお店が休み

日本の感覚でいると戸惑うのが、日曜・祝日の過ごし方です。

スイスでは法律により、日曜・祝日は多くの小売店(スーパー、デパート、個人商店など)が休業となります。「出張の合間に日曜日にお土産を買おう」と計画していても、お店が閉まっていて何も買えない、ということになりかねません。

もし日曜日に何か必要なものがある場合は、土曜日のうちに購入しておく必要があります。空港やチューリッヒ中央駅などの大規模な駅構内にある店舗、ガソリンスタンド併設の小規模ショップは営業している場合がありますが、品揃えは限られます。買い物は平日の営業時間内に済ませておくのが賢明です。

厳しい「静寂時間」とゴミのルール

スイスの人々は静かな環境を大切にします。そのため、ホテルやアパートメントには「静寂時間(Ruhezeit)」というルールが設けられていることが一般的です。

具体的には、夜の22時以降や、日曜日・祝日の終日は、大きな音を立てる行為が禁じられています。例えば、大声での会話、シャワーやドライヤーの使用、掃除機をかけることなどがこれにあたります。出張先で夜遅くにホテルに戻った際は、同室者や隣室に配慮し、静かに過ごすよう心がけましょう。

また、ゴミの分別ルールも厳格です。地域ごとに指定された有料のゴミ袋を使わないと回収してもらえず、違反すると罰金の対象になることも。ホテルの場合は清掃員が対応してくれますが、もし長期滞在などでアパートを利用する場合は、ゴミの捨て方を必ず確認してください。

出張手配システム(BTM)をご存知ですか

スイスのような物価が高く、独自のルールが多い国への出張手配は、思いのほか手間がかかるものです。航空券やホテルの比較検討、経費の事前申請、そして帰国後の精算業務など、出張者本人や管理部門の負担は少なくありません。

こうした煩雑な出張業務を一元管理し、効率化できるのが「BTM(Business Travel Management)」、すなわち出張手配システムです。BTMを導入すると、航空券やホテルの予約から、会社の出張規定に基づいた承認プロセス、経費精算までをシステム上で完結できます。

スイス出張のようにコスト管理が重要な場合でも、BTMを使えば経費が可視化され、コスト削減にもつながります。出張業務の効率化を考えているなら、こうしたシステムの活用も一つの選択肢となるでしょう。

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おすすめ出張手配システム3選
出張手配システムとは、出張手配内容を全てデータ化し、出張手配業務を一括で行うシステムのことです。
出張申請、交通機関や宿泊施設の手配、そして出張経費精算までを一元管理でき、出張業務を効率良く進めることが可能。出張者の行動・日程管理も簡単になります。
手動で管理している場合が多かったと思いますが、今では多くの企業でシステム化されているのです。

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