ここでは、2023年のコロナ禍におけるシンガポールの入国・出国・滞在事情をご紹介しています。
シンガポールにおける新型コロナウイルスの新規感染者数は、2022年3月9日の約4万人をピークに、緩やかに減少。2023年1月現在、ワクチン接種率が人口の80%以上になったこと、および在住者全体の約6割が感染したことによる集団免疫獲得の可能性から、現地の生活はほぼコロナ以前の状況へと戻っています。
入国に際しては、基本的にワクチン接種者であれば制限がありません。コロナ前のような活発な往来も、おおむね可能です。
シンガポールへの出張を予定している企業様は、出張の全行程がスムーズになる出張手配システムを導入みてはいかがでしょうか。
2023年1月現在、シンガポールでは一定の条件を満たす方について、観光・ビジネス目的での入国が可能となっています。主な条件は次の通りです。
※12歳以下は免除。
※未接種者も8月29日以降は隔離や現地での検査が不要。
2023年1月現在、すべての渡航者が制限なくシンガポールを出国可能です。
また、シンガポールから日本へ入国する際には、入国者の国籍を問わず以下のルールに従う必要があります。
ワクチンの接種証明書(3回)、またはシンガポール出国前の72時間以内に受けた検査の陰性証明書を提示する必要があります。いずれの証明書も提示できない方は、国籍を問わず、原則として日本への入国が認められません。
各証明書の取得が困難な真にやむを得ない事情のある方は、シンガポールを出国する前に現地の在外公館へお問い合わせください。
マスク | ソーシャルディスタンス | 店舗休業と施設制限 | |
---|---|---|---|
ストリート | 不要 | 不要 | なし |
空港・駅 | 必要 | 不要 | なし |
公共交通車内 | 必要 | 不要 | なし |
ホテル | 不要 | 不要 | なし |
レストラン | 不要 | 不要 | なし |
カフェ | 不要 | 不要 | なし |
ナイトクラブ | 不要 | 不要 | なし |
2023年のコロナ禍を踏まえ、シンガポールにおける入国制限、入国後の制限、日本へ帰国後の制限、シンガポールの滞在情報などについてご紹介しました。
シンガポールにとって、日本は有数の貿易相手国。2020年におけるシンガポールの国別輸入額は日本が世界5位になるなど、すでに両国は大事なビジネスパートナーとしての関係を築いています。
日本ではほとんどの方がワクチン接種を終えているので、新型コロナに関連するシンガポールの規制で入国できないことはありません。すでに両国では多くのビジネスマンが往来し合っていることでしょう。
東南アジアとの貿易を推進している企業にとっては、今後も日本からシンガポールへの出張が多くなると思われますが、ぜひ出張に際して利用したいのが出張手配システム。移動や宿泊の手配などをトータルで代行してくれるサービスなので、企業担当者様や出張者ご本人の手間は一切かかりません。導入によって出張コストの削減も期待できます。
シンガポールへの出張頻度が多い企業様は、出張手配システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
日本国籍の方は、シンガポールへ観光・商用目的で30日以内の滞在であればビザは不要です。ただし、滞在が31日以上になる場合や、商用目的でも特定の活動(就労を伴う業務など)を行う場合は、事前にビザや就労パスが必要です。
商談や会議参加などの短期滞在の場合、無査証で問題ありませんが、現地で就労する場合は就労パスが必要です。シンガポール人材開発省(MOM)のウェブサイトから、必要な手続きについて確認し、早めに準備を進めましょう。
航空券はシンガポール行きの便が充実しており、日本の主要都市から直行便が運航されています。繁忙期や年末年始の出張では、航空券の料金が高騰するため、早めの手配が推奨されます。Eチケットは入国審査時に提示を求められることがあるため、紙で印刷するか、スマホに保存しておきましょう。
また、シンガポールのホテルはビジネス向けの施設が充実しており、Wi-Fiがほとんどの場所で提供されています。出張中の作業環境を整えるため、宿泊先のWi-Fiや施設のクオリティを事前に確認して予約すると良いでしょう。
シンガポールでは医療水準が高い一方で、治療費や入院費は非常に高額です。特に、緊急搬送や高度な医療が必要な場合に備え、海外旅行保険への加入が推奨されます。クレジットカード付帯の保険ではカバーしきれない場合もあるため、十分な補償内容の専用保険に加入しておくと安心です。
シンガポールは治安が良い国として知られていますが、スリやひったくりが全くないわけではありません。特に観光地やショッピングモールなどでは、バッグをしっかり持ち、大金を持ち歩かないようにしましょう。また、夜遅くの一人歩きは避け、タクシーや配車アプリを利用して安全に移動しましょう。
シンガポールでは、ほとんどのホテルやカフェ、公共施設で無料のWi-Fiが利用可能です。ただし、公共のWi-Fiはセキュリティが不安定な場合もあるため、業務で重要な情報を扱う際には、VPNの使用を検討することが推奨されます。仕事で大容量のデータ通信が必要な場合、ポケットWi-Fiや現地SIMカードを利用すると安心です。
シンガポールではクレジットカードの利用が一般的ですが、不正利用のリスクもゼロではありません。信頼できる店舗やホテルでのみ使用するよう心掛け、怪しい場所でのカード利用は避けるようにしましょう。また、予備のクレジットカードを持参することで、万が一のトラブルにも対応できます。
シンガポールの電圧は230Vで、日本の100V電化製品をそのまま使用することはできません。特に、ドライヤーやアイロンなどの家電製品を使用する場合には、変圧器が必要です。コンセントのプラグ形状はBFタイプ(イギリス式)で、日本とは異なるため、事前に変換プラグを用意しておきましょう。
シンガポールドルへの両替は、空港、市内の銀行、両替所などで行うことができます。空港でのレートは市内に比べてやや不利ですが、利便性を考えると到着時に少額を両替するのも一つの方法です。市内では、ショッピングモールやホテル内の両替所が安全で、レートも良いことが多いため、現地で必要な分だけ両替すると良いでしょう。
シンガポールの公共交通機関は非常に整備されており、MRT(電車)やバスが便利です。MRTは広範囲をカバーしており、1~2分おきに運行しています。料金はICカード「ez-link」を使うことで割引が受けられます。バスを利用する際は、降車時にICカードを忘れずにタッチしてください。シンガポールのタクシーはリーズナブルですが、渋滞の影響を受けることもあるため、急ぎの際は配車アプリ「Grab」の利用がおすすめです。
シンガポールは非常に規則が厳しい国であり、ゴミのポイ捨てや公共の場での飲食、指定場所以外での喫煙などには高額の罰金が科せられます。特に、電車内での飲食は罰金の対象となるため、乗車中は飲食を控えましょう。喫煙に関しても、指定の場所でしか行うことができませんので、スモーキングエリアを確認して喫煙するようにしてください。
シンガポールでは、チューインガムの持ち込みが禁止されています。また、タバコを持ち込む際は、必ず税関で申告が必要です。申告を怠ると高額な罰金が科せられるため、タバコを持参する場合は、必ず正規の手続きを行いましょう。現地でタバコを購入する際は、シンガポール国内で販売されているタバコには特定の印が入っていることを確認し、違法品を所持しないよう注意してください。
出張をするためには、出張申請書を作成して承認を受け、出張費を立替払いして航空券を予約・発券し、帰ったら料金の精算という、煩雑な業務があります。
通常業務を圧迫する出張手配業務の手間を省き、効率化してくれるのが出張手配システム(BTM)です。
BTMにもさまざまなシステムがありますので、自社の課題を解決できる、会社にマッチしたシステムを選びましょう。
目的別で選ぶおすすめの
出張管理・手配システム
自社にピッタリのシステムを比較
まるごとお任せしたいなら
⼿配できる種類の多さで選ぶ
新幹線や飛行機(国内外)といったベーシックな移動手段、エクスプレス予約の連携も対応。宿泊施設のほか、会議室などの予約にも対応できます。エリア限定ですが、JR券のQR対応も可能でエリア外の場合は当日中にチケットをデリバリーするサービスもあります。
経費のコンサルもお願いしたいなら
分析サービス付きのシステムで選ぶ
旅行代理店JTBが提供する出張手配システム。予約できるものはベーシックな内容ですが、使用された出張費用とデータを分析し、よりよい運用方法を提案するサービスを備えています。
海外出張回数がとにかく多いなら
チャットで手配完了のシステムも
出張手配をチャットで依頼・管理できるシステム。レスが速く小回りもきくため、出張が多く、さらに出張者自らが手配を行っているような会社・事業部向けといえるでしょう。
まるごとお任せしたいなら
⼿配できる種類の多さで選ぶ
新幹線や飛行機(国内外)といったベーシックな移動手段や宿泊施設のほか、会議室など幅広い予約に対応。エリア限定ですが、当日中にチケットをデリバリーするサービスもあります。
経費のコンサルもお願いしたいなら
分析サービス付きのシステムで選ぶ
旅行代理店JTBが提供する出張手配システム。予約できるものはベーシックな内容ですが、使用された出張費用とデータを分析し、よりよい運用方法を提案するサービスを備えています。
※上記システムの取り扱いサービス数・内容は2022年12月調査時点の情報を基に掲載しております。
※各システムのピックアップ理由は次のようになります。「出張手配システム」…調査範囲内での手配対象の数が最多。「Bzit」…大手旅行代理店の蓄積した情報を基に出張費用を分析するサービスあり。「BORDER」…海外でも対応可能なチャットシステムがあることが明記されている。